SUBARU期間工採用から故郷脱出まで

採用の連絡が来たら2週間ほどしか時間がなかった気がする。赴任場所は群馬県太田市、大田駅の目の前にあるグランドホテルに前日チェックイン、翌日本社出社だったな。まぁそういうのも知ってたのですでに何年も暮らした家賃4万6千円の一人暮らしもこれでさよならよ。とまだ採用連絡が来てないにもかかわらず部屋の粗大ゴミ(ベッド、タンス、机、冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ、洗濯機、)など処分し、だだっ広い部屋に布団をひいて寝ていた。今思えば馬鹿だったと思う。

面接から3日程度で人事から連絡があった「来てくれるかな?」いいとも!そう叫びたかったが、よろしくおねがいします。と丁寧に返答した。無事採用されて赴任日は予想通り2週間後だ。それまで自由!ネカフェや温泉などいままで苦労した分?そしてこれから行くであろう険しい道のために盛大に遊んだ。中でも豊平峡温泉は最高の湯だった。北海道札幌市から定山渓まで車で約1時間。でかい山に囲まれた源泉かけながしの温泉郷である。そこで食ったカレーがうまかった・・・。もう2度とくることもないだろうと思うとすこし涙を浮かべた。

スバル車で苫小牧へ
洞爺湖じゃないな。どこだこれ。苫小牧フェリーへ

北海道に住んでたとは言ってなかったな。車持込可能だったんで北海道から群馬までフェリーで行くことにした。片道23000円くらいしたかな。赴任手当ても出るんだがこれは立替なくてはならない。貯金も少ないし温泉とかで散財したんできちーのなんの。荷物も最小にして車に詰め込んでいざ出発。ほんともうこんな経験ねーよ!ってくらい長い旅だったが気分はハイテンション山田。北海道の景色を観ながらうまいもん食って苫小牧フェリーから大洗フェリーへ。なにもかも初体験でございます。これも全て期間工という人生を歩む為、彼女も友達も全て捨てて俺は何してるんだろうか。頭の中では卒業式に歌った歌が流れてた。でもなんていうかすっげーワクワクすんぞ。わかるかな?この気持ち。

さっそくフェリーについて車検証とかチケット(携帯)とかを提出して入場手続き。フェリーは車で並んで入っていく。中はなかなか快適だがランクは一番低いやつだったんで他の人たちと一緒にでかい広場で眠った。横のインド人みたいな奴がすげーイビキうるさくてほぼほぼ眠れない。明日は大洗フェリーから群馬太田市まで数時間の運転だってのに最悪だよ!まぁ、しょうがねえよな。とそうこうしてる内に眠ってしまった。よほど疲れていたんだろう、そして一番最悪だったのは財布の中身が空っぽだってことだ。ATMで下ろすのを忘れていた。船の中で数十時間飲まず食わずで涙がでた。家族が朝食バイキングをたのしんでいるのに、俺はインド人と海を眺めていた。陸が見えた。本州は修学旅行以来だ。ここから俺の第二の人生が始まるんだな。


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