期間工からFIRE（セミリタイア）はできる！2000万円貯金する資産構築法

そもそもFIRE（セミリタイア）とは？ 

FIREとは「Financial Independence, Retire Early movement(経済的に自立した早期退職)」の頭文字を繋げた言葉で、セミリタイアというのは、会社員を辞めて、自分の好きなことを中心にして過ごすライフスタイルのことを指します。 

これまでは、定年まで働いて60歳を過ぎてからやっとリタイアするというライフスタイルが一般的でしたが、これでは人生のほとんどを仕事に費やすことになりますよね。 

期間工がセミリタイアすることはできる？ 

では早速本題に入りましょう。 

期間工として働いている方が、職を変えずにセミリタイアをすることは可能なのでしょうか。 

結論から言ってしまうと、どのような職業の方でもセミリタイアをすることができます。 

たとえアルバイトとして働いていたとしても、パートとして働いていたとしても、働かなくても生活できるだけのお金さえ貯めることができれば、誰でもセミリタイアすることができるのです。 

これについては後述しますので、このまま読み進めてください。 

期間工がセミリタイアすることのメリットは？ 

次に、期間工がセミリタイアするメリットについて、詳しく見ていきましょう。 

最悪働けなくなっても生きていける 

期間工というのは、非常に体力を消耗する仕事です。 

仮に健康に問題が出てしまったり、体力が衰えてきてしまったりすると、仕事を続けられなくなってしまいます。 

また、期間工は働ける期間があらかじめ決められていますので、常に契約更新の不安と闘いながら生活することになるでしょう。 

しかし、セミリタイアできるだけのお金を貯めることができれば、最悪動けなくなってしまったとしても生活ができますし、家族の生活も守ることができます。 

期間工を辞められる 

セミリタイアできるだけの金額を貯めることができれば、当然ながら期間工を気兼ねなく辞められます。 

期間工というのはお金を貯めるのには適していますが、特別なスキルや知識を身に付けるのには向いていません。 

また、期間工として働いている以上、本当の意味での安定を手に入れることもできなくなってしまうのです。 

自分の時間や家族との時間を大切にできる 

セミリタイアをすると、自分の時間や家族との時間をより多く取れるようになります。 

働いている間は、休みの日あるいは仕事が終わってからしか自由に使える時間がありませんが、セミリタイアすれば、多くの時間を自分や家族のために使うことができます。 

人生には必ず終わりが来ますから、できるだけたくさんやりたいことをやっておきたいですし、家族との思い出もたくさん作りたいですよね。 

セミリタイアに必要と言われている金額は？ 

セミリタイアに必要な金額は、ライフスタイルや家族構成、その方の年齢によっても異なるのですが、およそ1500万円から3000万円ほどと言われています。 

期間工は比較的給料が高い仕事であり、メーカーによっては年収500万円以上を初年で達成することも可能です。 

また、期間工専用の寮に入れるケースもあり、家賃や食費などを浮かせることも可能ですので、切り詰めれば年間300万円程度貯金することもできます。 

もちろん年間300万円貯金するというのは決して簡単な事ではなく、実際はもう少し貯金できる金額が少なくなるでしょう。 

とはいえ、10年もたたないうちに貯金額1000万円以上を達成することができますので、期間工でも十分セミリタイアを目指せると言えるのです。 

期間工がセミリタイアするにはどうすればいい？ 

次に、期間工がセミリタイアをするために覚えておくべきこと、やっておくべきこととは一体何なのかということについて、詳しく見ていきましょう。 

まずは貯金する 

セミリタイアをするためには、貯金をしなければなりません。 

ただ、生活をしていく中で様々な誘惑が襲ってきますよね。 

このような誘惑に打ち勝つことができなければ、セミリタイアに必要な金額を貯められなくなってしまいます。 

心当たりのある方は、今からセミリタイアを意識して、誘惑をしっかりと断ち切っていくようにしましょう。 

副業を始める 

セミリタイアをするためには、1500万円から3000万円という、我々一般人からすると到底イメージできないような金額が必要になります。 

期間工オンリーで稼いで貯める、ということも不可能ではないのですが、より効率的にお金を貯めたいと思っているのであれば、副業に挑戦してみることをおすすめします。 

投資を始める 

セミリタイアを検討している方は、早めに投資を始めておきましょう。 

セミリタイアを目指す期間工が覚えておくべきこと 

最後に、セミリタイアを目指す期間工が最低限覚えておくべきこと、について詳しく解説していきます。 

セミリタイアには時間が必要 

セミリタイアというのは、今日明日でできるものではありません。 

数か月あるいは1年というスパンでセミリタイアをすることもほぼ不可能と言えるでしょう。 

セミリタイアをするためには、5年、10年、20年というように、長い目で物事を判断して計画的に準備をしていかなければなりません。 

投資と投機の意味をはき違えない 

セミリタイアをするためには、投資で資産運用をするという考えが大切になってきます。 

今の段階でセミリタイアを達成している方のほとんどは、投資信託や個別株（長期投資）などでコツコツと資産を増やしているのです。 

中には、投資と投機の意味をはき違えてしまう方も多いです。 

投機というのは、どちらかというとギャンブル要素の強い運用方法で、素人が挑戦したところで勝てる見込みはほとんどありません。 

安全にセミリタイアを目指すためにも、「投資」にフォーカスして知識とスキルを吸収していくようにしましょう。 

お金を守る力を身に付けなければ、お金を増やすことはできない 

最後にとても大事な話をします。 

セミリタイアをするためには、お金を稼いで貯めるということも大切です。 

ただ、お金を守る力についても同時に身に着けていかなければ、いつまで経ってもセミリタイアすることができなくなります。 

たとえ手元に1億円あったとしても、1か月で1000万円使ってしまうような派手な生活をしてしまう方は、破産する可能性が高いです。 

そのため、稼ぐ力や貯める力ではなく、「貯めたお金を守る力」についても、しっかりと鍛えておくようにしましょう。 

まとめ 

期間工として働きながらでもセミリタイアをすることは十分可能です。 

期間工は給料が比較的高く、生活費も削減しやすいため、徹底的に無駄を省いて貯金することで、5年かからずに1000万円近くのお金を貯めることもできます。 

ただ、セミリタイアというのは一瞬にして達成できることではありませんので、今回紹介したことを参考にしながら、少しずつ準備をしていきましょう。